全日本新体操チャイルド選手権★キッズコンテスト②
2日目は6年生と、2年生が出場しました。
5.6年の部は今年度からFIGルールでの競技になりましたが、どの選手も難しい難度や技に果敢にチャレンジしていました。
1つミスすればもちろん減点。厳しい戦いでした。しかし表現力も忘れず、正しく、明確にこなすことが求められました。
6年生の明は、目標高く、試合にのぞみ、難度もDERもマステリーも難しいものに挑戦してきました。なかなか演技がまとまらず、悩む時もありましたが、決して妥協せずに本番を迎えました。
本番では今までしたことのないミスや、やりきれなかった箇所がありましたが、ラストの大技はしっかり決めることができました。
6年生の花菜は華奢な体ですが、女性らしい曲に合わせてクラブをマイクに見立てた演技に挑戦。マステリーも難しいものに挑戦し、本番も成功させることができました。中盤のDERで真上に投げてしまいましたが、冷静にキャッチ。だんだん完成度が上がってきていたピルエットをこなせるようにするのがこれからの課題ですね。
6年生の愛菜は小学生とは思えないほど身長が高く、スタイルの良さは見劣りしませんでした。
出だしは好調で、セーラームーンの曲に合わせてリズミカルに愛菜らしく踊れましたが、中盤のマステリーで場外。その後のDERでも落下がありましたが、最後までミスはひずらず、踊りきりました。
試合できちんとミスなく踊ることはものすごい集中力。根気。根性がいると思います。
フロアの上で、たった1人、審判の前で堂々と踊ることは、ものすごい度胸が必要です。今思えば、数年前競技者としてフロアにたっていたことが懐かしい…
失敗があるから成功がある。
今回の悔しさをバネに、どうか成長していってほしいです。
2年生の咲空はピノキオの曲に合わせて、ステッキを持った演技をしました。大変理解力のある選手で、昨年から強い気持ちを持って練習に取り組んできました。表情も曲に合わせて、彼女なりに工夫し、本番も愛嬌たっぷりの笑顔で踊りきれました。
2年生の奈那は手品師のような振り付けで、中盤スカーフから花が登場する演技を披露しました。去年から選手コースとしてコツコツ頑張ってきた奈那ですが、どんどん成長し、いろんな難度にも挑戦できるようになりました。
2年生の実優は選手コースに上がりたての選手ですが、日に日にできることが増え、動きにも締まりが出てきました。今回初めての出場でしたが、堂々と蜂の妖精さんになって踊りきりました。演技が終わって、楽しかった!とニコニコしながら戻ってきた実優。これからの成長に期待です。
為積