全日本ジュニア新体操選手権大会

10月5日から8日まで、千葉ポートアリーナにて、全日本ジュニア新体操選手権大会が行われました。

NSクラブからは、初となる、東海ジュニア大会出場、そして、全日本ジュニアへの出場を乃々華が果たしてくれました😄❤️

個人は全国から勝ち抜いた47名だけ出場できる試合で、4種目を2日間で、試技するものでした。

全国から勝ち抜いた選手は、皆スタイルが良く、手足が長く、そして大変細くて、必要な筋肉しか備わっていない無駄のない選手ばかりでした。関節も、腰も全ての柔軟性に文句のない選手ばかりで、名前も売れている有名な選手たちに囲まれての特別な環境でした。

その中で、自分の世界に一つだけの演技を、4つも全国の舞台で踊れることは、とても幸せなことでした。

 

 

1日目に行われたのは、ボールとフープ。

どちらの種目も曲を変更し、乃々華の得意とするADを増やすことにしました。

乃々華が最初に踊ったのは、ボール。

美女と野獣の曲に合わせ、終末に近づくにつれてダイナミックに、そして感動的なクライマックス!な、演技を目指していきました。いつもは崩れない支持ありパンシェで、緊張のせいか床に手をついてしまい、NOカウント+0.5の減点。得意のピルエットもいまいちマットの感覚をつかむことができず、回りきれませんでした。次から次へと、ADとリスクが入っており、見ている方も緊張感がありすぎる構成でしたが、無難に技はこなすことができました。1種目目にしては、それなりの点数を頂くことができ、次への自信にも繋がりました。

 

2種目目はフープ。

乃々華自身、苦手意識が少しあったそうですが、夏に行われたクラブ選手権でも、評価して頂くことができた種目でした。フープも、今までタイムの短い曲で踊っていたため、タイムを長くして、ADを2つ増やした構成でした。練習の時から心配だった、大技の、背面で、しかも手以外でキャッチしながら回転するリスクを出し惜しみすることなく成功。その後の大きなリスクでキャッチはしたものの、手首でキャッチ?そこからいつもは、大きくミスすることのなかったADで、つかむことができず、落下し、0.7の減点。曲にも追われ、バランスを一つ抜かしてしまいましたが、そこからは冷静にラストまで踊りきることができました。反省と悔しさの残る演技となってしまいましたが、次の日への良い引き締めになりました。

 

 

2日目は、午前中の試技でした。

1番苦手な種目のリボンからの試技で、他の選手もみんな不安いっぱいで、やれたもん勝ちの勝負でした。1日目の、疲れもやや見受けられましたが、自分は自分。持っているものしかできない、と、吹っ切って公式練習を臨めたのではないかと思います。本番では、2つ目のリスクできちんとキャッチができず、その場に落下、0.3の減点。その直後のADでも、スティックをきちんとキャッチすることができませんでしたが、その後の壮大な曲に合わせてのリスクとADは、気持ちよく決めることができました。ラストのADでは、スティックを掴みきることができず、リボンを持ってフィニッシュ。どこかでできてしまったこま結びもあり、悔し涙を流しました。点数も思うような点数には結びつかず、今後の大きな課題種目になりました。

 

 

ラストにひかえた種目は得意のクラブ。

3種目を終え、ピルエットの調子も上がってきて、気持ちも高まってきたように見えました。クラブは、1番ADも多く、曲のスピードも早く、難しい構成でした。中盤審判前で行う、ADから、キャッチでのADを、やりきることができませんでしたが、他は崩れることなく、ピルエットも4種目の中でも1番こなすことができたと思います。1番得意としていた種目でもあり、東海ジュニア大会でも3位入賞していただけあって悔いが残りましたが、ここで満足せず、シニアに向けての目標ができたと思います。

 

2日目は、愛知県からNSっ子が駆けつけてくれて、とても嬉しかったですね😄❤️

新体操の能力は、もちろん、こうやって周りの仲間たちに恵まれることは幸せなことです。

乃々華に続いてくれる子は誰かな??😌

1年は長いようであっという間です。

もう、目標を立て、NSクラブ全体でレベルを上げていきましょう💪

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